健康とスポーツに関する気になるニュース
(黄緑色のコメントは、Web管理人の勝手なつぶやきです…)
  
肥満度、いまの運動がカギ 過去は関係なし
朝日新聞  2016/10/ 9 21:23 (10/10 朝刊 社会面)
引用元: http://www.asahi.com/articles/ASJB86QGLJB8UTIL014.html
 
肥満度や歩く能力は、過去の運動経験に関係なく、いま運動をしているかどうかに かかっている――。
10日の体育の日にちなみ、スポーツ庁がまとめた2015年度の体力・運動能力調査から こんな結果がうかがえた。 同庁は、学生時代に
部活動などをしていなくても 「運動を始めるのに遅いということはない」 としている。
調査は昨年5〜10月、全国の6〜79歳の約7万4千人を抽出し、約6万6千人のデータを得た。 このうち「30〜40代」と「65歳以上」について、
学校時代に運動部経験があるかないかで分け、運動習慣と健康の関係を調べた。
まず「30〜40代」では、肥満度を表すBMI(体格指数)で比較。 運動部経験があり、いまも週1日以上運動する人は 79・9%が「普通体重」で、
週1日未満の人より 約6ポイント高かった。 一方、運動部経験がない人でも、週1日以上運動する人は 79・7%が普通体重で、週1日未満より
約6ポイント高く、過去の運動部の経験による差は なかった。
また65歳以上は 「1時間以上歩けるかどうか」 に着目。 運動部経験があって 週1日以上運動する人の55・4%が 「歩ける」と回答。
経験はあるが、週1日未満の人より 約18ポイント高かった。
運動部経験がない人でも、週1日以上運動する人の53・2%が 「歩ける」と答え、週1日未満より約21ポイント高い。 同庁は 「スポーツ経験が
なくても、いま運動をしていることが健康によい影響を与える」 とみる。
高齢者の体力も伸び続けている。 握力や上体起こし、歩く能力など7項目のテストをした結果、65〜69歳の女性と75〜79歳の男女の合計点は
98年度以降で最高だった。
 
 
都教委 子供の体力向上へ計画
NHK NEWS WEB  2016/ 1/28 14:51
引用元: http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160128/5401271.html
さすが、都会の子供たち! 外を走り回るよりも、ゲームする時間のほうが多いということね…
 
東京都教育委員会は、都内の中学生の体力や運動能力が全国で極めて低い水準にあることから、およそ60の中学校を指定して運動時間を
確保するための取り組みを進めるなど、子どもの体力向上に向けた今後5年間の計画をまとめました。
文部科学省が小学5年生と中学2年生を対象に50メートル走など8つの種目で行った体力・運動能力の調査では、東京都は 小学生の男子は
全国で22位、女子は27位ですが、中学生は、男子が最下位、女子が43位と、全国で極めて低い水準にあります。
このため都教育委員会はオリンピック・パラリンピックの開催に向けて子どもの体力向上を目指すことになり、今後5年間の具体的な取り組みを
まとめた「アクティブプラン」をまとめました。 それによりますと、子どもたちの運動量を増やすため、小学生の段階から長縄跳びなど 簡単な運動に
親しむ時間を作り、中学校では、スポーツの部活動に入ることを推奨するなどとしています。
また、都内の62の中学校を「スーパーアクティブスクール」に指定し、文化系の部活動の生徒を対象に 週に1回程度、運動する機会を作るなどの
取り組みを進めることにしています。 都教育委員会では、5年後には小学生は全国で上位に、中学生は全国平均のレベルにまで向上させたい
としています。
 
 
「叶姉妹」の妹・美香(48)が入院
スポニチアネックス 2015/12/03 5:01
引用元: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-00000166-spnannex-ent
叶美香が入院したというニュースがありましたが、こちらの医者の解説のほうがショックでした! 特に最後の一文が…
 
福田医院(横浜市)の福田伴男院長: アナフィラキシーショックは、食べ物や薬品、蜂毒などが原因で起きることが多い。
体のじんましんだけでなく、気道の内側も腫れるため呼吸障害が起こり、死亡するケースもある。 治療はステロイドを注射することが一般的。
即効性があるため、症状はすぐに緩和し、たいてい数日で退院できる。 体質の変化で 以前は問題がなかった食品や薬品が体に合わなく
なる場合もあるほか、肥満になると 徐々にアレルギー体質になる傾向もある。
 
 
睡眠不足は万病のもと たった一晩でも油断大敵
日経サイエンス 2016年1月号
寝る子は育つ、 健康的な子に! よく寝る大人も育つよ、かっこよく…
 
「最近どうも体の調子が悪い」 「ダイエットしても効果がない」 ― こうした症状に心当たりのある人は、もしかしたら 原因は睡眠不足かも
しれない。 近年の研究で、たった一晩徹夜したり睡眠時間が不足しただけで、感染に対する防御やホルモンの作用など様々な身体の機能が
損なわれることがわかってきた。
■免疫やホルモンの働きに大差
例えば肝炎ワクチンの予防接種に対する体の反応を調べた研究により、睡眠不足が免疫系にいかに劇的な影響を及ぼすかが示されている。
2003年に行われた実験では、少人数の大学生のグループに 午前中に標準的な不活化A型肝炎ワクチンを接種した。 彼らの半数はその日の
夜に通常どおり睡眠をとることを許されたが、残りの半分は一晩中起きているよう指示された。 4週間後、学生から血液サンプルを採取し、
ワクチンに含まれていたウイルスに反応して免疫系が作り出した抗体の量を測定した。 抗体濃度が高ければワクチンへの反応が良かった
ことを示し、将来、病原性ウイルスに感染しても体が保護される可能性が高いことを意味する。 睡眠をとったグループは、睡眠をとれなかった
グループよりも抗体濃度が97%も高かった。 睡眠不足が ホルモン機能の低下につながる との研究結果も出ている。 11人の若い健康な男性
を対象とした実験で、一晩の睡眠時間を4時間に制限した。 この睡眠制限を5日間続けたところ、被験者の血液からブドウ糖を排除する能力
(インスリンというホルモンの働き)が40%低下したという。 別の研究では、12人の男性に同様の睡眠制限を2晩課した。 この睡眠制限に
よって、被験者の血中グレリン(食欲を促進するホルモン)量は28%も急上昇した。 同時に、レプチンという別のホルモンの量は18%減少した。
レプチンは「食べる必要がない」というシグナルを脳に送ることによって食欲を抑制する。 予想通り、睡眠を制限された被験者は 空腹レベルが
平均で23%増加した。
■肥満の原因にも
これら生理学の研究をまとめると、睡眠時間の減少が体重の増加につながり得ると考えられる。 この仮説は現在、少なくとも50の別の研究に
よって裏づけられている。 そのいくつかでは、睡眠時間が10時間よりも少ない6〜9歳の小児は、十分な睡眠をとっている小児よりも 1.5〜2.5
倍肥満になりやすいことが示されている。 成人を対象とした研究でも、睡眠時間が6時間より少ない場合、肥満である可能性が50%増すことが
示唆されている。 また、睡眠制限と2型糖尿病の発症が関連していることを示す研究もある。
 
 
体育の日 日常に運動習慣を組み込もう
読売新聞  2015/10/12
 
日ごろから運動に親しみ、健康な心身を維持していきたい。 スポーツ庁は、体育の日に合わせ、2014年度の体力・運動能力調査の
結果を発表した。 東京五輪が開かれた1964年から毎年行われている調査だ。 6〜79歳の約6万5000人を対象に実施した。
子供の体力は全体的に向上している。 90年代には、ゲームの普及や塾通いにより、外で遊ばなくなり、体力不足が深刻化した。
その後、学校での体育指導を充実させた成果と言えよう。 ただ、ピークの 85年の体力には 及ばない。
特に、握力やソフトボール投げで低下傾向が続く。 生活の中で、雑巾絞りといった動作が減った影響があるという。 空き地などで
ボールを投げる機会も少なくなっているのだろう。 「握る」「投げる」は、スポーツを楽しむ上でも、大切な動作だ。 学校は調査結果を基に、
指導をさらに工夫してもらいたい。
 
65歳以上の高齢者の体力は、おおむね最高水準にある。 体力を維持し、健康に過ごすシニア世代が増えているのは、喜ばしい。
調査では 今回、高齢者の運動習慣と日常動作の関係も調べた。 週に3〜4日以上、運動している高齢者の8割以上は、何にもつかまらずに
ズボンやスカートがはけた。 これに対し、運動をしない高齢者では、7割弱だった。
日常生活に必要な運動機能が低下する 「ロコモティブシンドローム」 が進行すると、転倒や骨折につながりやすい。 外出や家事を支障なく
できる「健康寿命」を 延ばすため、運動を習慣付けたい。
 
政府は、各世代が参加できる生涯スポーツの拠点として、「総合型地域スポーツクラブ」の整備に力を入れている。 地域住民が運営し、
学校の体育館など、既存の施設を利用するのが特徴だ。 95年にモデル事業を始めてから、助成制度により運営を支援し、現在では、全国に
約3500のクラブが誕生している。 ただ、地元のクラブの存在さえ知らない住民が多い。 約2割の自治体にはクラブがなく、「全市区町村に
一つ以上」 という目標も達成されていない。 スポーツ庁の重要な施策の一つが、運動を楽しむ環境の整備だ。 総合型地域スポーツクラブの
普及と活用に力を入れてほしい。  住民が運動すると、ポイントがたまり、商品券などと交換できる制度を導入している自治体もある。
体を動かし、汗を流す人が増えるよう、知恵を絞りたい。
 
 
食べ過ぎた翌日の「体重増」は 脂肪が増えてるって ホント?
日経Gooday編集部  2015/10/10
引用元: http://gooday.nikkei.co.jp/
要するに、食べたものが体脂肪に変わる前に 運動しよう! ってことなんですね… (結局、毎日運動せんと アカンなぁ〜)
 
「ちょっと食べ過ぎて、翌日体重計に乗ってみたら体重が増えていた。 太ってしまった」 と 感じる方は 多いかもしれません。
しかし、食べたものが体脂肪に変わるまでには、早くても3日〜1週間程度かかります。 前日に食べたものが原因で「太る」ことはありません。
「太っていないのに体重が増えている」とはどういうことなのでしょう。 多くの人が「食べ過ぎた」と感じるのは、飲み会帰りのラーメン、
焼き肉の締めの冷麺など、炭水化物をたくさん食べたときが多いのではないでしょうか。
炭水化物は、体内に蓄えられるときに水を吸着する性質があります。 また塩分の高い食事をしたあとは、のどが乾いて水分を多く摂取して
いるはず。 そのため、炭水化物をたくさん食べた翌日は 体内の水分量が増え、体重が増加するのです。
 
ただ、そのままにしておけば炭水化物は糖質に変わり、やがて体脂肪になってしまいます。 食べ過ぎた翌日など、炭水化物が体内に糖質
として残っているタイミングで運動をすれば、簡単にエネルギーを消化することができます。
時間が経ち、糖質が体脂肪になってしまったあとは、ランニングなどの 「有酸素運動」が 必要になります。
 
 
体験豊富な子ほど マナーや技能身につく
NHK NEWS WEB 2015/5/05 12:55 配信
引用元: http://www3.nhk.or.jp/news/
包丁での皮むきだけでなく、マッチで火がつけられない、ナイフで鉛筆を削れない、木に登れない といった子供が増えているそうです♪
 
近所の人にあいさつをしたり、りんごの皮をむいたりといったマナーや技能は 保護者が勉強以外のさまざな体験をさせている子どもほど
身につけている傾向がみられることが、独立行政法人国立青少年教育振興機構の調査で分かりました。
この調査は 国立青少年教育振興機構が初めて行ったもので、 「近所の人にあいさつをする」、 「包丁でりんごの皮をむく」、
 「自分と違う意見や考えを受け入れる」 など 27の項目を “生活スキル” と位置づけて、子どもたちにできるかどうか尋ねました。
この中で、小学4年生から6年生7800人余りの回答と保護者の関わりを分析した結果、保護者が「勉強以外のさまざまなことを体験させて
いる」 とか、「趣味を一緒に楽しんでいる」 といった 体験を支援するような関わりをしているほど、子どもが「できる」と答えた “生活スキル”
の項目が多い傾向が見られたということです。 また、「学校のない日も 早寝早起きをさせている」 など 生活習慣を身につけさせることに
力を入れている場合も 同じ傾向が見られました。
一方で、「よく 『もっと頑張りなさい』 と言っている」 など、叱咤激励と子どもの“生活スキル”には 関連が見られなかったとしています。
調査・分析に当たった文教大学の青山鉄兵専任講師は 「家庭の関わりはもちろんだが、学校や地域の中でも 子どもたちがさまざまな体験
をできる機会を作っていくことが大切だ」 と話しています。
 
 
運動継続で肝脂肪減 「やせなくても効果ある」
NHK NEWS WEB 2015/4/04 9:00 配信
引用元: http://www3.nhk.or.jp/news/
「やせた」という実感がなくても いいんですね… ところで、この例は男性ですが、女性の場合も同様なんでしょうか?
 
早歩きなどの運動を続けることによって、体重に変化がなくても肝臓に蓄積した脂肪を減少させる効果があることが分かったと、筑波大学の
研究グループが発表しました。 研究グループは「やせなくても効果はあるので 根気よく運動を続けてほしい」と話しています。
肥満やアルコールの摂取により、肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝になると、肝炎や肝硬変などの病気になるリスクが高まるとされています。
筑波大学の医学医療系や体育系の教授や学生などで作る研究グループは、30代から60代の肥満の男性およそ170人を対象に、
早歩き程度の有酸素運動を3か月間続けてもらい、肝臓や体重がどのように変化するかを調べました。 その結果、体重に変化がなくても
脂肪肝の要因となる物質が減る一方、脂肪を燃焼させる物質が増える効果が確認され、肝臓の脂肪が減少することが分かったということ
です。 特に1週間に250分以上、1日に換算して30分余り運動を続けた場合は、肝臓の脂肪が減る効果が大きくなるということです。
筑波大学医学医療系の正田純一教授は、「やせなくても効果はあるので、諦めずに根気よく運動を続けてほしい」と話しています。
 
 
お腹をへこませたいなら、腹筋100回より まず歩こう
日経Gooday通信 2015/1/11 配信
2014/12/13に開催された「エコプロダクツ2014」での 中野ジェームズ修一氏のメタボ解消トークの抜粋です。
 
基礎代謝が増えると太りにく体質になりますが、そもそも基礎代謝を大きく担っている器官は 筋肉です。
そして、代謝量を後天的に増やすためには、筋肉を鍛えるしかないのです。 ちなみに、脳や肝臓は鍛えても残念ながら大きく出来ません(笑)
… 実は、お腹をへこませるために必要なのは腹筋運動ではありません。 お腹が出る原因は 内臓脂肪、腹部の内容物が増えたからです。
それを効率よく減らすには、エネルギー消費量を増やす考え方に改める必要があります。
   
  
子どもの足の発育促す靴の開発広がる
NHK News Web  2013/5/30 7:26 配信
引用元: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130530/k10014943131000.html
いくらこういう靴を生産しても、子どもが実際に履いて 動かなかったら、全く意味ないっしょ〜!
 
大学の調査などによりますと、足を十分に使っていないために 足の裏の筋肉が発達せず、外反ぼしやゆがみなど、何らかの問題を
抱えている子どもが多くなっているということです。 こうした状態を改善しようと、運動靴メーカーは、素足で歩くような感覚で足自体の
発育を促す とされる健康を重視した靴を 相次いで開発しています。 このうち、アキレスは中敷きに凹凸をつけてフィット感を高めた靴を
今月 発表したほか、アシックスジャパンはかかとを固定して安定感を高めた上履きの販売にも乗り出しました。
子どもの足の問題に詳しい桜美林大学の阿久根英昭教授は 「子どもの足は発育途中なので、はだしで 歩いて 筋肉を鍛えたり
足に合う靴を履いたりすると健康な状態に戻る。 親は、子どもの足の状態にも気を配ってほしい」と話しています。
  
  
どうする体力低下 子どもとスポーツ第3部 (朝日新聞連載より)
 
その競技に特化した一部の体力は優れているが、それ以外は一般人レベルという選手がいる。
そして、そういう選手は けがが多い傾向がある」 と、国立スポーツ科学センター(JISS)研究員の池田達昭さんはいう。
早い段階から 単一競技のトレーニングに励む影響が一因とみられる。 (2013年5月22日の記事より)
 
体を動かす心地よさの感覚がないまま大人になると、体を動かすこともおっくうになる。
中村和彦教授(山梨大学)には、生活習慣病になりやすく 日常生活にも苦慮する姿が想像できる。
「満員電車でつり革につかまり、全身の筋持久力を使いながら バランスをとって1時間通勤、というのが
ままならなくなる可能性もあるでしょうね」  (2013年5月21日の記事より)
  
  
メタボの人の医療費、年8万〜12万円割高  厚労省
日本経済新聞社 2012/8/27 10:01 配信
引用元: http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2700N_X20C12A8000000/
「メタボ」検診の腹囲測定って、おなかへっこませれば数値は変わるし、痩せていても中性脂肪が高いという人もいますよね〜♪
まぁ、いずれにせよ、メタボになると、いろいろと治療するものが増えて、お金がかかるよ〜ってことですかね。 気をつけよっと…
  
メタボリック症候群の人の医療費が、そうでない人よりも年8万〜12万円多いことが27日、厚生労働省の調査で分かった。
医療費を増やす原因となった病名は調べていないが、高血圧などの生活習慣病が医療費を押し上げた可能性がある。
中高年が対象の 「メタボ健診(特定健康診査)」 の受診率は40%台と低迷している。 医療費の差が具体的に示されたことで、
生活習慣を改善してメタボ脱却を目指す人が増えそうだ。  医療費のうち患者が医療機関で支払う自己負担額は、70歳以上が
原則として医療費の1割70歳未満が3割。 自己負担が3割の場合、医療費の差が10万円なら自己負担額の差は3万円になる。
調査では、メタボ男性はそうでない人より40〜49歳で医療費が年10万円程度多く、女性では70〜74歳でメタボの人が9万円程度
上回った。 40〜54歳の女性は 差が17万〜18万円程度だったが、厚労省は「この年齢層の女性にはメタボが少ないので、一部の
医療費の高い人が平均を押し上げた可能性がある」とみている。 調査は、2009年度にメタボ健診を受けた40〜74歳の約269万人を
対象に実施。 男女別に40歳から5歳ごとに年間の医療費の平均を算出した。 メタボ健診では、内臓脂肪型肥満の腹囲基準
(男性85センチ以上、女性90センチ以上) に加え、脂質異常、高血圧、高血糖のうち2つ以上が重なった人を メタボリック症候群
としている。腹囲基準を巡っては、効果を疑問視する声がある。 厚労省の有識者検討会は今年7月、13年度から5年間は基準を
維持した上で 「あらためて検討する」 とした。
  
  
56歳、進化する肉体 − 郷ひろみ
日本経済新聞社 WEB GOETHE 2012年6月21日 Special Interview
引用元: http://goethe.nikkei.co.jp/human/120621/02.html
当クラブには、郷ひろみと同い年の部員がいて、郷ひろみの歌をカラオケの十八番にしていますが、とっても若々しいです!
しかし、郷ひろみは、相当 ストイックにトレーニングしてるんですね… 内容を一部抜粋しますので、マネして筋トレ やってみる?
 
郷ひろみのトレーニングは 午前中に、腹筋運動と背筋運動からスタートする。 「腹筋と背筋はノンストップで30分間。 回数は700〜
800回でしょうか。 このウォーミングアップは自分流。 インナーマッスルを鍛えるイメージです。 次にトレーナーについて 加圧トレー
ニングを30分、ストレッチを30分、計1時間30分のトレーニングが基本です。 時間が許せば ランニングもやります」
その後はシャワーを浴び、ランチをとって仕事に入る。 「朝食は基本的にサラダとフルーツ。 昼食も軽め。 でも、夜は何でも食べます。
友人と一緒のことも多いので、夕食は楽しむようにしています。 ただし、決して暴飲暴食はしません。 午前0時過ぎまで会食している
こともありません。 また、ツアーがスタートしたら、ステージ前48時間は 一滴もお酒を口にしないと決めています」
 
 
長生きの秘訣3要素は 運動・栄養・そして… 静岡県調査
朝日新聞デジタル版 2012年6月18日 16時40分配信
引用元: http://digital.asahi.com/articles/TKY201206180170.html
 
「適切な運動」「栄養」「社会活動への参加」。 この3要素を満たした人は、1要素も満たさない人に比べて死亡率が半減するとした
推計を静岡県が出した。 中でも 社会活動への参加が「かぎ」となることが分かったという。
静岡県は1999年、計1万363人の高齢者(65〜84歳)を対象に飲酒や喫煙、運動、体格指数(BMI)など30〜40項目を調べて
いた。 今回はこの結果と、2010年までに亡くなった1117人の当時の回答内容を統計処理して算出した。
その結果、 週5日以上歩く(運動) ▽肉、魚、大豆、卵を含むおかずを1日3回以上食べる(栄養) ▽町内の作業やボランティア
活動に週2回以上取り組む(社会活動)― の3要素を満たした人は、何も満たさない人より 死亡率が51%減少した。
運動と栄養の2要素だけでは32%の減少にとどまったといい、調査に協力した国立健康・栄養研究所(東京)の 高田和子 栄養
ケア・マネジメント研究室長は「社会活動への参加が死亡率低下に効果がある」と指摘。 静岡県は「県民に社会活動への参加を
促したい」とし、結果を7月の東海公衆衛生学会で発表する方針。
  
  
運動を継続させるコツは 「仲間作り」
引用元: 日本経済新聞 2012年6月3日 朝刊より
 
 「健康維持に大切なことはわかっているが、なかなか続けられない」のが運動。 だが最近の研究で、モチベーションを保つために
必要な環境がわかってきた。 1人でがんばるのではなく、仲間に助けてもらいながら続けることが長続きのコツだという。 成果を
取り入れ、高齢者や 育児に忙しい女性に運動を促す取り組みも始まっている。
横浜市青葉区を拠点に活動する子育て支援団体「チームWITH」は、子育てに忙しい母親向けに 「ママの健康輪づくり講座」を
開いている。 母親同士が交代で子どもたちの面倒をみながら、エアロビクスなどに取り組む。 木下直子代表らの調査によると、
乳幼児がいる母親の多くは 「子どもがいるから」と 最初から運動をあきらめている。 木下代表は 「互いに保育することで 参加の
ハードルを下げた」と話す。  早稲田大学の岡浩一朗教授らは、20〜70歳代の約2000人を対象にウオーキングを 例に調べた。
その結果、「やってみる」「続ける」「辞める」という行動を強く左右するのは、「できる という見込み感(セルフエフィカシー)」だ。
どんな状況にあっても自分は運動できると思える感覚で、環境に左右されやすい。 「意識して環境を整えることが重要だ」と岡教授
は話す。 環境を整えるには、いくつか条件がある  (1)一緒にやったり、教えてくれたり、褒めたりしてくれる人がいる (2)周辺に
安全に歩きやすい場所がある (3)「やってよかった」と実感できる (4)天候や疲れ、仕事など 運動の妨げになる要素を取り除く方法
がある ――などだ。 仲間や助けてくれる人がいると、「見込み感」が高まりやすい。
  
  
熱中症予防 この時期から運動と牛乳を 
NHK NEWS WEB 2012年5月13日 15時11分配信 
引用元: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120513/k10015085701000.html
練習会場に 牛乳や豆乳を持参される人は、腐敗を防ぐために 保冷できる容器に入れてご持参くださいネ! おなかこわしちゃダメよ。
 
電力不足が懸念されるこの夏、冷房に頼らずに熱中症を防ぐには、今の時期からややきつい運動をして、その直後に牛乳を飲むこと 
が効果的だという熱中症の予防指針が、医師などで作る学会によってまとめられました。 この指針は、医師やスポーツなどの専門家
で作る「日本生気象学会」がまとめたもので、この夏の暑さにどのように備え、対応すべきかをまとめています。
このうち、暑さに備える工夫としては、5月、6月から、汗ばむ程度のややきつい運動を一日30分行い、その直後に牛乳など 糖質と
たんぱく質を含む食品を摂取するよう呼びかけています。 それを、週に4日以上、1か月行うと、血液量が増えるために汗をかきやすく
なって、暑さに強い体を作ることができるとしています。 また、お年寄りなど体力に自信がない人には、望ましい運動として、速歩と
ゆっくりとした歩きを 3分ごとに繰り返す「インターバル速歩」を勧めています。
指針をまとめた日本生気象学会の幹事で信州大学の能勢博教授は、 「暑さに強い体になれば、エアコンを使うことも少なくなり、
暑いということをあまり感じなくなる。 涼しい今の時期から、運動と乳製品で 暑さに強い体を作ってほしい」 と話しています。
この指針は、近く日本生気象学会のホームページに掲載される予定です。
 
  
ウォーキングの5倍の効果 スローピング運動とは
引用元: 日本経済新聞 2012年4月15日 朝刊より
この記事を読んで、小金井は坂道の多い市なので、お散歩に利用すれば効果的かな…と思いました。 しかし、後ろ向きで階段や坂道
を歩くというのは、慣れないうちはコワイです。 まぁ、普段やらない動作ですから、筋肉にも脳にも新しい刺激が加わるわけですネ!
  
傾斜(スロープ)を利用した健康運動「スローピング」が関心を集めている。 坂道や階段の上り下りを繰り返すだけ。 普段使わない筋肉
を鍛えられ、心肺機能の向上も期待できるという。 実際に導入する自治体も出始めた。
スローピングは、埼玉県に暮らす奈良岡治成氏が考案。 1997年に国際スローピング協会を設立し、普及活動を進めてきた。
 「ヒマラヤなど山岳地帯や高地に暮らす人は、足腰が強くて寿命が長い。 これをヒントに高低差を利用した運動法を思いついた」 と
奈良岡氏は説明する。 手軽な運動で高齢者向けと思いがちだが、中年や若者にも効果がある。 実践する場所は階段でも坂道でも
構わない。 階段を使うときは、まず前向きで5〜10段上り、次に体の向きを変えずに下る。 こうした動作を繰り返す。 背筋を伸ばし、
靴底全体で着地するよう心掛けるのがポイントだ。 最初のうちは10分を目安にし、慣れてきたら20分間続けるように心がける。
坂道の場合、初心者なら傾斜が5〜10度の道を選び、100歩ずつ上り下りを繰り返す。 20分程度、20往復を目安にする。
自分のペースで 距離や時間を徐々に延ばしていけばよい。 腕をしっかり振り、できるだけ大股で歩くと効果は高くなるという。
スローピングは、ウオーキングなどの有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせた運動といえる。 運動法の効果を研究する早稲田
大学の川上泰雄教授は 「平らな場所を歩くウオーキングに比べ、同じ時間で5倍の効果が期待できる」 と強調する。
階段を上り下りする動作は 平らな場所を歩くときよりも高く蹴り上げるため、歩幅が広くなり、つま先が上がって転倒しにくくなるという。
  
  
部活経験者は 実年齢マイナス20歳の体力 
毎日新聞  2011年10月10日 5時0分配信 
引用元: http://mainichi.jp/life/today/news/20111010k0000m040132000c.html
 
文部科学省が体育の日に合わせて公表した「体力・運動能力調査」では、20〜64歳の成年について、中学・高校で運動部での
活動を経験した人は、経験しなかった人に比べて最大で20歳ほど若い人と同じ程度の体力があることが分かった。
体力テストの合計点(60点満点)の平均値は、男子は40〜44歳の中学・高校の運動部経験者(35.85)が、25〜29歳の
未経験者(35.43)を上回った。 また、女子も45〜49歳の中学・高校の運動部経験者(36.17)が、20〜24歳の未経験者
(34.67)より高かった。 文科省は「継続的な学校時代の運動部での経験が、その後の運動・スポーツ習慣につながり、
生涯にわたって高い水準の体力を維持するためには重要だ」 と分析している。
 
  
ストレス対策にスポーツ!
引用元: 朝日新聞 2001年9月16日 朝刊第6面より
ストレスで胃潰瘍になるというのは、よく聞く話ですが、日常のストレス対策にはスポーツが有効 という医者の意見が新聞に載って
いましたので、以下に、その文章を引用します。
   
からだを動かすと、ストレスによって蓄積されるカテコールアミンが消費されます。これは、アドレナリンに代表される物質です。
もともとストレスというのは、例えばライオンに出会うと アドレナリンが高まって戦う力が出る というように、筋肉を動かすことを必要と
する場面です。 現代人のストレスは 筋肉を使う場面がないので、運動で解消するとよいのです。 また、生活リズムを規則正しくする
ことも大事です。 食事をしてすぐ寝るとか、深夜遅くまで起きているなどは、やはりストレスになります。 そういう回避できるストレスは
できるだけ避け、避けられないものに対しては、筋肉を動かすことで解消するとよいでしょう ……